110112
年末は京都のcafe la siestaに寄ってから、帰省。
ゆったりと過ごせた。
論文の提出に向けて、参考文献を読み直したり加えたり。
現象学系の言説、アーキテクチャ論、メディア論と横断的に「場所」について考察された本。
著者は地域情報化関連の方のよう。
建築のフィールドの方を中心に情報と空間について語られた、対談集。
読み返し、今でも大枠で状況は変わっていないように思う。
101016
ちょっとトラブルで帰国が一日延びて、今日帰国。
メキシコシティ観光、後半。
ルイス・バラガン邸、予約制で1時間の英語ガイド付きのツアー形式。
内部はとても複雑な作りで、ギミックも多い。
去年ワタリウムで開催されていた、『ルイス・バラガン邸をたずねる』の意味がようやく分かる。
特に部屋全体が見渡せるように配置された、金色のボール。
空間へのフェティシズムと、信仰心、プライバシーへの配慮が徹底した作りだと感じた。
バラガン邸の前で「建築やれているのですか?」と声をかけていただいて、
バラガン邸の隣のフェルナンド・ロメロ氏のオフィスで働くKousukeさんと同僚のSophieさんとランチ。
事務所の環境やメキシコでの生活などの話を聞くことができて、充実した時間だった。
チェペルテペック公園にある、近代美術館。
「民芸品~メキシコ近代美術」「No Grupo(1970~80年代のメキシコの現代美術ムーブメント)」、「環境系」
3つの企画展をやっていた。
どれも挑戦的なキュレーションで、一つの美術館の内容としてはとても濃密。
帰りの機内で見た、『Dinner for Schmucks』がとても面白かった。
日本ではまだ公開されてないのかな?
http://www.dinnerforschmucks.com/
メキシコ、文化的に本当に見所が多くて、驚かされることが多かった。
今回は遺跡や人類学博物館を全くみれていないので、
ぜひもう一度訪れてみたい都市。
100226
学校の卒展に面白法人カヤックの柳澤大輔さんが来てくださったので、
会社案内を読んでみた。
それとセットで話題の
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」と読んだら』を読む。
合わせて読んでみると
サイコロを振って給料を決める、旅する支社、など
飛び道具的な社内制度が目をひくけれども、
「社員が楽しく働く」という事を第一に考えたマネジメントじゃないかと思えてくる。
カヤックのサービスでは「HOUSECO」が一番好きです。
もし自分が家を建てる時が来たら、ぜひ利用したい!
http://www.houseco.jp/
091211
Postproduction読書会2回目。
マルクスの生産と消費の関係性の概念~ブリコラージュ・アプロプリエーション(文化人類学的視点から)~アートにおけるアプロプリエーションの起源としてのレディメイド~ヨーロッパのニューレアリズムとアメリカのポップアート~消費への疑問とシュミレーショニズム、という流れ。
背景が幅広い...
FOR BEGINERSシリーズは良い本だという共通認識ができて非常にうれしい。
横浜大さん橋をデザインした、FOAが解散するらしい。
http://www.bdonline.co.uk/story.asp?sectioncode=426&storycode=3154917&channel=783&c=1&encCode=0000000001a92eec
オバマのノーベル賞受賞演説
http://www.asahi.com/international/update/1211/TKY200912110021.html
やはり、一つ一つのトピックをすごく慎重に選んでいるという印象。