101020
修士作品審査の準備。
iPhoneで作っていたアプリケーションを、oF + Max/mspに移植する。
ここまでで、かなりコードは書きためているので、だいぶ使い回しが効く。
しかし時間がタイト、どこまでアップデートできかは時間との戦い。
シミュレーション用のGPSログ作成には、SONYのGPS-CS3Kを使っていて、
精度は問題ないんだけど、GPS取得のインターバルが15秒なのがちょっとこの用途には向いていない。
今は線形補間で補っているけど、5秒以下のインターバルのロガーに買い換えたいところ。
おやすみプンプン、7巻が出ていた。
相変わらずの重たさ、内省性で、
話はもう進まなくてもいいからずっとこのままやっていて欲しいとすら思う。
100801
ちょっとした展示発表、終わり。
少しでも外部の方に見てもらうとなると、やっぱり気が引き締まる。
制作はまだ折り返しくらいで完成像が見えづらい段階なのに、
見てくださる方はこの先を想像しながら見ていただけることが多くて、とてもありがたかった。
普段なかなか話す機会のない内部の方から意見をいただけたのも、大きな収穫。
短いながらも充実した2日間だった。
作業的なメインは、NMEA形式のGPSデータから、必要な部分を切り出すところ。
シリアル通信でリアルタイムにデータがやってくるタイプと、ファイルからインターバルを持って読んで来るタイプを、
それぞれc#.netとc++で。
多分iPhoneだったりだと、APIの中でやっている部分だけど、
苦手な文字列パースの良い練習になった。
c++って基本的なことを一つやるにしても、解決方法がかなりたくさんある。
考えるのはパズルみたいで楽しいけど、人によって書き方がかなり違いそうだな、と思った。
c#.netはフレームワークがかっちりとしていて、真逆な印象。
どっちが好きかと言われればc++、さくっと作りたいならc#.net。
デヴィット・ハーヴェイの『ポストモダニティの条件』を読み始める。
いきなり「都市生活」とか出てきて、ちゃんと読んでおかないと、と思う。
『ベルリン天使の詩』のDVDを購入。
すごく好きな映画だ、と言いつつほとんど内容を覚えていなかったのは、
いつも途中で寝てしまっていたからだと思う。
しかし英題『wings of desire(強き意志の翼)』ってカッコ良すぎだろ。
ドイツ行きたいな、前はフランクフルト・カッセルとか西側だったので、
今度はベルリンとか東側方面に。
100724
黙々と修士ネタの制作続き、ちょっとした発表のために少し体裁を整える。
学校から借りたGPS内蔵のUMPCを使った簡単なデモの作成。
機種はBLUREのviliv x70 ex
内蔵のGPSはCOMポートの2番につながっていて、
ポートを開けば基本的に流れっぱなしになる。
ハイパーターミナルでデータの確認後、c#.netで開発開始。
参考、というよりほぼ完璧なコードを丁寧に解説してくれているサイト。
http://www.ne.jp/asahi/gps/nori/Other/Program/GPSdotNET/GPSdotNET.html
NMEAのデータをパースしてる所か、表示しているところがまだ上手く動いていないんだけど、
思ったよりさくっと終わりそう。
100623
引き続き実装期間。
今週の課題は音声合成。
無料のライブラリーとして提供されているものがなかなかない。
現在は「AquesTalk2」を使用。
http://www.a-quest.com/products/aquestalk2.html
もう少し自然さが欲しいところ。
読んでいないけど読んだ気になっている本『空間の生産』をいいかげんに読んでおきたい。
しかし、高い。ほんとに高い。
100614
修士制作の実装を開始 developed by Ruby。
マッシュアップやスクレイピング的な動きをするところが多いので、
継ぎ足しを繰り返しながら組み立てていく。
クライアント側のテクストスピーチも明日から取り掛かる。
意外とライブラリーが見つからない。
正規表現が多くなりそうだったので、『正規表現クックブック』を購入。
すごく根本的なテクニックなのでここでがっつりとやっておこう。
週末は大阪、京都へ。
天保山のサントリーミュージアムでレゾナンス展。
http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/index.html
自分としては珍しく3作品あった映像作品がすごく良くかんじた。
そして、小谷元彦さんの亡霊の彫刻。
造形作品を見て本当に怖いと思ったのは初めてかもしれない。
京都へ移動して、ギャラリー射手座、
その後LABORATORYで梅田哲也さんオールナイトイベントのお手伝い。
http://alter-laboratory.tumblr.com/post/609814601
京都方面の知り合いに久々に会えて楽しい一晩だった。
100603
ようやく諸々一段落ついた、というかんじで。
ようやく修士用のネタを実装開始。
スパイダリング的なサーバサイドと、テキスト読み上げ的なクライアントのセット。
GPS内蔵のUMPCを借りたので、位置情報(+web)ネタをもう一つくらいさくっと作ってみたいところ。
最終的にはiPhoneかAndroidへ。
文章書きを一本、京都方面から出るマガジンに。
卒論で書いた(書きたかった)話をぎゅっとまとめて、少しアップデート、
考えていた事をもう一度整理できた、良い機会でした。
ザッカリーリーバマンが提唱している「DIWO(Do it with others)」は
しっかりと今の空気をとらえた良いキャッチフレーズだと思う。
ついでにDIYという言葉をようやく簡潔に説明できるようになったと思う。
http://openframeworks.jp/welcome.html
NANZUKAでやっていた「カオスラウンジ」は見ておいてよかった、と思う展示だった。
本当に「今」なかんじ。
既にすこしづつインタビューや記事が出始めているけれど、
今後どういう語られ方になるのか気になるところ。
100120
今出ている美術手帖(2010年2月号)の
「現代アーティストファイル」という特集に作家解説の記事を少し書いています。
いつもより一回り分厚く充実した内容です。
最近の調べもの、位置情報関連いろいろ。
OKI開発の「LocoSticker」
http://locosticker.jp/
GPSデータから住所への逆Geocoding、
位置表現特定のAPIなど、強力なAPIが多数。
iPhone、Android用のARアプリケーション「Layar」
iPhone版が今手に入らないのが残念。
http://layar.jp/
2点間の距離を緯度、経度のみから求める関数はかなり複雑。
GRLのグラフィティマークアップ言語「GML」の更なる発展型、グラフィティロボット。
Robotagger: GML + ABB4400 from Golan Levin on Vimeo.
Golan Levinがサポートしているよう。
何かの対象を記述するマークアップ言語を作るっていうことは
こういう応用が効くっていうことなんだ、とようやく理解する。
KMLとEEMLの構文をもう少しちゃんと見てみようと思う。