091229
実家に帰省、wifiを導入してもらったので
居心地がとても良くなる。
実家に帰ったときくらいにしか運転しないので、
ペーパードライバー防止のためのドライブ。
飛行場の近くの公園へ。
飛行機マニアのおじさんが近くにいて管制塔とパイロット間の無線を聞いている。
091226
日記なのでなるべく詳しく記録を。
旅の記録、書籍編。
独特な修飾語が多くていちいち引っかかってしまう。
すごい、面白い。
解説が筒井康隆なのもまた。
ヒップホップ文学なるものがあるというのを
初めて耳にした。
今度これを読もう。
これはハイパーリアル小説だと思う、
作家は女性の方だし、リアリティーがあるようで全くない。
谷崎潤一郎はエッセイしか読んだことがなかった。
すごく流麗な日本語。
091225
東京都現代美術館へ。
なんだかいつもと来場者層が違う気がしたら、
Luxury展目当ての人が多かったよう。
レベッカ・ホルンは噂通りとても完成度が高い。
かといってメカニックな部分を全て隠しているわけでもなく、
造形的にとても計算されているように思った。
Luxuryはかなりの点数、
PS3を使ってディティールなどをディスプレイで鑑賞できるコンテンツを
SONYが提供していた、ものすごい高精細。
その後Gallery Teo、原美術館と回って、
予定していた全ての展示を見て無事小旅行終了。
091224
仙台から約2時間、感覚ミュージアムへ。
電車が一時間に一本しかない...
http://www.kankaku.org/
doubleNegatives Archtectureの作品や
Fuwa Picaなど結構有名なものも。
2000年に出来たようだけれど全て常設なのだろうか?
大量に引き出しがある部屋があって、
その中に一般公募の作品が展示してあり、これはすごく面白いと思った。
091222
今日は水戸。
使っていたイヤホンが壊れたので
ヨドバシでヘッドホンを購入、これ。
ボイスのいた8日間@水戸芸術館
予想以上に点数が多い。
作品展示は国内のギャラリー、美術館、コレクターが収集しているものを
ずらっと集めたかんじ。
来日した際に東京芸大で行ったシンポジウムのビデオがとても良くて、
ボイスの人となりがかなり分かった気がする。
しかし当時の学生はアクティブだな、と。
ボイスに噛み付きまくってる...
ボイスについて知る、という点では
とても充実した展示だったと思う。
会期中毎日、遠藤一郎さんがほふく前進をするパフォーマンスをしていて
最後の長い通路で向こうから遠藤さんがほふくでやってきて
何かのマネキンかと思ったら動いてびっくりした。
091221
朝東京駅到着。
明け方の東京駅近辺の写真が撮りたかったけど
まあ、真っ暗...
Thonic@Spiril
デザインしたポスターや書籍、
それを基にしたカーペットが結構な数展示してあった。
Thonicって去年のヴェネツィアビエンナーレ建築展のカタログデザインしてたのね。
これすごく欲しい。
ルイス・バラガン@ワタリウム
バラガンの家を再現する、というコンセプトの展示。
ギャラリーの方が会場説明してくださったので、
理解が非常に深まる。
バラガンスタイルを確立するまでは
インターナショナルスタイルを作ってたというのは
初めて知った。
YAB-YUM路面店は残念ながらお休み。
ロメオ・カステルッチ『神曲-煉獄篇』@世田谷パブリックシアター
演劇見に行ったのいつぶりだろう。
内容は...難しいなあ。
途中強烈に睡魔に襲われながらも
後半の怒涛の展開には驚く。
舞台美術が凝っていたんだけど
結構荒々しさが目立つのはどこまで狙いなんだろうか。
091220_
Gagosian Galleryのwebで発見、
Ed Ruschaがジャック・ケルアックの『路上』をモチーフにした
アーティストブックを発行するらしい。
http://www.gagosian.com/exhibitions/2010-01-06_ed-ruscha/
Ed Rushaはかなりキャリアの長い写真を中心に活動しているアーティストで、
ある通りの写真をパノラマ状に撮り続けていたり、
ガソリンスタンドや駐車場の写真、イラストを発表したりと
アメリカの現代社会的な情景をとてもうまく作品化している、と思う。
webの情報によるとここ何年かは『路上』に非常に興味を持っていたらしく、
作品中に登場する場所やものに関連する写真やイラストレーションで構成された本になっているよう。
アーティストの趣向からいってもドンピシャな題材だと思うので
とても中身が気になる。
しかし一般の書店に流通させるようなものではなく
エディション(350部らしい)付きの作品扱いのようなので
お目にかかることができるのか...
『路上』は2007に新訳が出てますね、気になる。
091220
オールナイト映画3本立て@伏見ミリオン座
今年活躍の俳優、女優特集ということで、
プログラムは「重力ピエロ」「南極料理人」「インスタント沼」の3本。
南極料理人面白かったな。
俳優さんがみんな上手い、特にきたろうさん。
主人公の奥さん役の西田尚美さん、どこかで見たことがあると思ったら
ハチクロの理花さんね。
今夜小旅行出発。
旅の書籍は
旅用に小説+小難しい本を持っていくと、だいたい小説しか読まないので
小説を2-3冊読んで帰ってくるでしょう。
091219
旅の予定(091220-091225)
<東京>
ルイス・バラガン@ワタリウム
Thonic@スパイラル
レベッカ・ホルン&ラグジュアリー@東京都現代美術館
ヤン・フードン@原美術館
丹野直人@Gallery Teo
百年海図巻@コニカミノルタプラザ
神曲-煉獄篇(ロメオ・カステルッチ)@世田谷パブリックシアター
YAB-YUM路面店
<水戸>
ボイスがいた8日間@水戸芸術館
<仙台>
ラジオテーク(毛原くん)@せんだいメディアテーク
感覚ミュージアム
かなり盛り込み気味ですが全部行けるでしょう。
F/Tのロメオ・カステルッチの舞台と感覚ミュージアムがかなり楽しみ。