110224
卒展が終わった。
例年以上の来場者数だったとのこと。
頼まれもののiPhoneアプリケーションやwebを準備しつつ、
引越しの支度。
整理しだしてみると、えらく本を増やしてしまったことに気づいたので
かなり処分しようと思う。
特に技術書とかデータで売ってくれるなら、絶対データ版を買うのにな、と思う。
口ロロの「CD」欲しい。
活版で印刷していたり、ブックレットを製本していなかったり、
CDというフォーマットで今できることを追求したアートワーク。
アートワーク担当、伊藤ガビンさんのインタビュー
http://www.cinra.net/interview/2011/02/22/000000.php
110205
2/17~20で卒業展覧会があります。
自分の作品はアーカイブ映像のみですが、トークイベントの企画をしてます。
http://www.iamas.ac.jp/exhibit11/
今年も文化庁メディア芸術祭が開かれている。
http://plaza.bunka.go.jp/festival/
GRL、FATなどのチームが制作したThe Eye Writerがアート部門を受賞した。
コーディネートで参加したヨコハマ国際映像祭2009でも出品してくれていた。
改めてドキュメントを見直してみた。
The Eyewriter from Evan Roth on Vimeo.
GRLとテイストの似たアーティスト、「The Men in Grey」も受賞している。
http://meningrey.net/
シンポジウムのUstream中継もあって、とても充実したフェスティバル。
100123
論文提出終了、最後まで苦戦した。
テーマは都市空間とウェブについて、
丸田一さんの『「場所」論』を下敷きにしながら進めた。
作品研究でIain Mottの『Sound Mapping』に触れた。
http://www.reverberant.com/pp/mott.htm
かなりインタラクションは良くできていて、
楽器のように操作したくなる、とのこと。
『The Accessor of Space』
アーカイブページを作ろうと思いつつやれていないので、
とりあえず映像だけup
The Accessor of Space -Ogaki- from shimpei on Vimeo.
The Accessor of Space -Incheon- from shimpei on Vimeo.
110112
年末は京都のcafe la siestaに寄ってから、帰省。
ゆったりと過ごせた。
論文の提出に向けて、参考文献を読み直したり加えたり。
現象学系の言説、アーキテクチャ論、メディア論と横断的に「場所」について考察された本。
著者は地域情報化関連の方のよう。
建築のフィールドの方を中心に情報と空間について語られた、対談集。
読み返し、今でも大枠で状況は変わっていないように思う。
101222
フィッシュリ&ヴァイス展 @金沢21世紀美術館
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=19&d=854
フィッシュリ&ヴァイスって造形作家なんだな、と感じる。
特に『事の次第』のメイキングにあたる、『事の成り立ち』を見れたのはとてもよかった。
アトリエで二人がタイヤの倒れ方を延々試していて、
その都度何かを微調整しているんだけれど、傍から見ていると全く何が違うのか分からない。
ただ、二人の中では確実に何か共有されている、というような雰囲気だった。
一連の粘土の造形作品もとても良かった。
同時開催でD&DEPARTMENTと、高嶺格さんの展示。
ボリューム満点。
夜は山代温泉に行く、充実の旅程。
友人が立ち上げたネットレーベル「つくしレコーズ」、
1枚目の『つくしEP』に1曲作って参加。
http://tuxurecords.tumblr.com/
ネットレーベルのイメージとはちょっと違う面白い活動を見せてくれそうで、
今後もとても楽しみ。
101213
修士審査のために作品アップデート。
作業は主にiPhoneのサウンド部分、
かなり感覚的に作ったけど、結構いい出来。
そろそろドキュメントをまとめてwebにアーカイブしよう。
シエスタの9周年の政所さんのDJでハマって以来、FUNKOTを掘る。
インドネシア発のダンスミュージック、速いわ、なんでもサンプリングするわ、
むちゃくちゃパワフル。
もし今自分がポピュラー音楽研究とかしてたら、絶対FUNKOT研究やりたい。
BT - Flaming June (Shisotex RMX) by shisotex
ファミコットのshisotexさんの『Flaming June』remix
ZIGAZ=SAHABAT JADI CINTA_dj gh@ by guzis
これは多分現地のトラック、シンセの多幸感がいかにもFUNKOT
そう、久々に一曲作ったトラックが明日リリース予定です。
楽しみー
101117
ぼちぼちと論文を書いたり、基礎練的な技術勉強したり...
時間に余裕ができたので結構よく音楽イベント行ったり。
名古屋公演があったので、KTLを見に行く。
ノイズ系のイベントとかすごい久しぶり。
http://www.arch-project.com/events/ktl/index.php
pitaはiPadとKORGの小さなmidiコントローラーでハーシュノイズ気味な音。
出番前にハンディレコーダーの置き場所探してたり、
Fenn O'Bergのチラシを自分で配っていたり親しみやすいかんじだった。
今一番勢いのあるネットレーベル、MaltineRecordsが一夜限りのUNIT公演ということでさくっと東京。
主催のtomadさんも出演者のほとんども自分より若い。
http://iflyer.tv/unit/event/70935-THE/
ナードコア、アニソン、edit、Bassline、Beats Musicとジャンルはバラバラだけど、
しっかり咀嚼されてオリジナリティーが高いものになってる。
いや、音楽ほんと今面白い。
UNITまで時間があったので、東京都現代美術館でトランスフォーメーション展へ。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/118
思った以上に映像作品が多い。
常設、特集展示のピピロッティ・リストが展示会場もゆったり使えていて見ごたえのある展示だった。
101030
5年先くらいまでのざっくりとした目標を立てて、逆算で今手をつけることを考える。
データベースを持っていて、RESTでリクエストに答えるweb、と
それを可視化・可聴化するPC用クライアントを半年分の目標にする。
それぞれRuby [on Rails]とCocoa(Core Audio + openGL)。
余裕があればモバイル(iPhone)のクライアントも。
ネタは決まっていないけど、とりあえず技術的なところの導入から。
ヒレガス本、日本語訳がいつの間にか出ていた。
「言語的には理解したけど、実際webアプリケーションってどうやって作るの?」っていう用途にはぴったりかと。
技術書を買いに行ったついでに漫画と雑誌を補強。
すっごい面白い、攻殻のヒューマンドラマ系の部分を抜き出したかんじ。
抜群の安定感、今一番新刊が楽しみなマンガ。
充実したインタビューで、「働く」ことについて考える。
「ojaga desighn」の方のインタビューが面白かった。
http://www.ojaga.jp/
あと、宇野常寛さん編集の雑誌『PLANETS vol.7』
http://wakusei2nd.com/?page_id=19
前から気になっていたけど、特集がゲーム、カオスラウンジ、NHKドラマだったりしたので購入。
サブカル系の雑誌、今もあるにはあるけど、硬派で批評的な雑誌としてはこれなんだろうか。
101022
修士制作の作品予備審査。
体験型で実際に作品を見せながらプレゼン、というわけにはいかないので、
どうにもやりづらい。
プレゼン用に何を作ってもフェイクにしか見えない、というジレンマ。
京都に移動してDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENのライブ@KBSホール
菊池さんのプロジェクトの中ではデートコースが一番好きで、
一度ライブ観に行こう、と思っている間に解散してしまっていて、今回の再結成はとても嬉しい。
以前より編成がすっきりしていて、メンバーは全部で10人ほど。
元JUDY AND MARYのギターのTAKUYAさんがサポートで参加していたりと、
メンバーは結構流動的なのかな。
CDで聞くよりも、キャッチーで変拍子なのに踊れてしまう、不思議。
アンコールはMIRROR BALLS
途中バックのカーテンが開くと、巨大なステンドガラスが出現する、という演出。
なんなんだ、ここのホールは...
何より驚いたのが学部の時の同期のKyoujyunさんがドラムのメンバーで加入していたこと。
とても良いプレイをしていて、嬉しかった。
その後、CAFE LA SIESTAに移動。
ちょうど9周年パーティーの日で、藤子名人・USKさん・レオパルドン高野さんなど豪華メンバー。
高野さんはファンキーコタのDJセット、
日本語の曲が元ネタのものも多くて多分かなりのトラックは自作曲なんだろう。
ど派手で、展開多くて聞いててとにかく楽しいDJだった。
さすが、日本のファンキーコタ第一人者。
101020
修士作品審査の準備。
iPhoneで作っていたアプリケーションを、oF + Max/mspに移植する。
ここまでで、かなりコードは書きためているので、だいぶ使い回しが効く。
しかし時間がタイト、どこまでアップデートできかは時間との戦い。
シミュレーション用のGPSログ作成には、SONYのGPS-CS3Kを使っていて、
精度は問題ないんだけど、GPS取得のインターバルが15秒なのがちょっとこの用途には向いていない。
今は線形補間で補っているけど、5秒以下のインターバルのロガーに買い換えたいところ。
おやすみプンプン、7巻が出ていた。
相変わらずの重たさ、内省性で、
話はもう進まなくてもいいからずっとこのままやっていて欲しいとすら思う。