091224
仙台から約2時間、感覚ミュージアムへ。
電車が一時間に一本しかない...
http://www.kankaku.org/
doubleNegatives Archtectureの作品や
Fuwa Picaなど結構有名なものも。
2000年に出来たようだけれど全て常設なのだろうか?
大量に引き出しがある部屋があって、
その中に一般公募の作品が展示してあり、これはすごく面白いと思った。
091222
今日は水戸。
使っていたイヤホンが壊れたので
ヨドバシでヘッドホンを購入、これ。
ボイスのいた8日間@水戸芸術館
予想以上に点数が多い。
作品展示は国内のギャラリー、美術館、コレクターが収集しているものを
ずらっと集めたかんじ。
来日した際に東京芸大で行ったシンポジウムのビデオがとても良くて、
ボイスの人となりがかなり分かった気がする。
しかし当時の学生はアクティブだな、と。
ボイスに噛み付きまくってる...
ボイスについて知る、という点では
とても充実した展示だったと思う。
会期中毎日、遠藤一郎さんがほふく前進をするパフォーマンスをしていて
最後の長い通路で向こうから遠藤さんがほふくでやってきて
何かのマネキンかと思ったら動いてびっくりした。
091221
朝東京駅到着。
明け方の東京駅近辺の写真が撮りたかったけど
まあ、真っ暗...
Thonic@Spiril
デザインしたポスターや書籍、
それを基にしたカーペットが結構な数展示してあった。
Thonicって去年のヴェネツィアビエンナーレ建築展のカタログデザインしてたのね。
これすごく欲しい。
ルイス・バラガン@ワタリウム
バラガンの家を再現する、というコンセプトの展示。
ギャラリーの方が会場説明してくださったので、
理解が非常に深まる。
バラガンスタイルを確立するまでは
インターナショナルスタイルを作ってたというのは
初めて知った。
YAB-YUM路面店は残念ながらお休み。
ロメオ・カステルッチ『神曲-煉獄篇』@世田谷パブリックシアター
演劇見に行ったのいつぶりだろう。
内容は...難しいなあ。
途中強烈に睡魔に襲われながらも
後半の怒涛の展開には驚く。
舞台美術が凝っていたんだけど
結構荒々しさが目立つのはどこまで狙いなんだろうか。
091220_
Gagosian Galleryのwebで発見、
Ed Ruschaがジャック・ケルアックの『路上』をモチーフにした
アーティストブックを発行するらしい。
http://www.gagosian.com/exhibitions/2010-01-06_ed-ruscha/
Ed Rushaはかなりキャリアの長い写真を中心に活動しているアーティストで、
ある通りの写真をパノラマ状に撮り続けていたり、
ガソリンスタンドや駐車場の写真、イラストを発表したりと
アメリカの現代社会的な情景をとてもうまく作品化している、と思う。
webの情報によるとここ何年かは『路上』に非常に興味を持っていたらしく、
作品中に登場する場所やものに関連する写真やイラストレーションで構成された本になっているよう。
アーティストの趣向からいってもドンピシャな題材だと思うので
とても中身が気になる。
しかし一般の書店に流通させるようなものではなく
エディション(350部らしい)付きの作品扱いのようなので
お目にかかることができるのか...
『路上』は2007に新訳が出てますね、気になる。
091219
旅の予定(091220-091225)
<東京>
ルイス・バラガン@ワタリウム
Thonic@スパイラル
レベッカ・ホルン&ラグジュアリー@東京都現代美術館
ヤン・フードン@原美術館
丹野直人@Gallery Teo
百年海図巻@コニカミノルタプラザ
神曲-煉獄篇(ロメオ・カステルッチ)@世田谷パブリックシアター
YAB-YUM路面店
<水戸>
ボイスがいた8日間@水戸芸術館
<仙台>
ラジオテーク(毛原くん)@せんだいメディアテーク
感覚ミュージアム
かなり盛り込み気味ですが全部行けるでしょう。
F/Tのロメオ・カステルッチの舞台と感覚ミュージアムがかなり楽しみ。
091218
Postproduction読書会3回目。
ようやく英語の訳に奔走させられる、というよりも
内容をじっくり読めるようになってきたかんじ。
前半は蚤の市をモデルとして挙げつつ、Jason Rhoadesの作品を取り上げ、
作品の素材のオブジェクト一つ一つに自律的なロジックをもたせて
全体を有機的に構成している、というような話。
後半はすごく面白くて、マーケットやコマーシャルという言葉を広義に解釈しながら
交換のプロセスの概念とそのアートの中での利用にフォーカスをしていく、というもの。
途中伽藍とバザールやケヴィンケリーなどに触れたりしつつ
マーケットやバザールのイメージを膨らませながら読んだ。
ケヴィンケリーは堺屋七左衛門さんが熱心に翻訳をされていて、
とてもありがたく読ませていただいています。
http://memo7.sblo.jp/
特に「アーミッシュのハッカーたち」はすごく好き。
FREE読みたいな。
家の近くの本屋のビジネス本コーナーに平積みされていた。
091216
朝からロラン・バルト『明るい部屋』を読む授業。
写真や映像をやっている人は必ず読んでいるという印象で、
読もうと思ったまま未読だった。
これは読み方が難しい。
映像表現と空間の授業はフィンランド人女性アーティストのEija-Liisa Ahtilaの作品を見る。
Me/We, Okay, Grayという90秒ずつ3本連作の映像作品なのだけれど
スピード感あふれていて何度見ても飽きなかった。
フィルムメーカーで現代美術のフィールドでも活動するアーティストって
日本だとあまり思いつかない。
091211
Postproduction読書会2回目。
マルクスの生産と消費の関係性の概念~ブリコラージュ・アプロプリエーション(文化人類学的視点から)~アートにおけるアプロプリエーションの起源としてのレディメイド~ヨーロッパのニューレアリズムとアメリカのポップアート~消費への疑問とシュミレーショニズム、という流れ。
背景が幅広い...
FOR BEGINERSシリーズは良い本だという共通認識ができて非常にうれしい。
横浜大さん橋をデザインした、FOAが解散するらしい。
http://www.bdonline.co.uk/story.asp?sectioncode=426&storycode=3154917&channel=783&c=1&encCode=0000000001a92eec
オバマのノーベル賞受賞演説
http://www.asahi.com/international/update/1211/TKY200912110021.html
やはり、一つ一つのトピックをすごく慎重に選んでいるという印象。
091208
今週も多木浩二『肖像写真』を読む。
Richard Avedonの章、ファッションフォトグラファーなだけあって
webがとてもきれい。
http://www.richardavedon.com/
そしてベケットがむちゃくちゃかっこいい。
調べ物第二弾、Banksy
『Wall and Piece』の頭に書いてあるステートメントがとてもいい。
「いつだって壁は作品を公開するのに最適な場所だ」