100120
今出ている美術手帖(2010年2月号)の
「現代アーティストファイル」という特集に作家解説の記事を少し書いています。
いつもより一回り分厚く充実した内容です。
最近の調べもの、位置情報関連いろいろ。
OKI開発の「LocoSticker」
http://locosticker.jp/
GPSデータから住所への逆Geocoding、
位置表現特定のAPIなど、強力なAPIが多数。
iPhone、Android用のARアプリケーション「Layar」
iPhone版が今手に入らないのが残念。
http://layar.jp/
2点間の距離を緯度、経度のみから求める関数はかなり複雑。
GRLのグラフィティマークアップ言語「GML」の更なる発展型、グラフィティロボット。
Robotagger: GML + ABB4400 from Golan Levin on Vimeo.
Golan Levinがサポートしているよう。
何かの対象を記述するマークアップ言語を作るっていうことは
こういう応用が効くっていうことなんだ、とようやく理解する。
KMLとEEMLの構文をもう少しちゃんと見てみようと思う。
100107
一人快芸術@広島市現代美術館
http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/web/main/special_exhidition.html
佐藤修悦さん、山下陽光さん、あと横浜の帽子おじさんというラインナップを見てすごく面白そうだと思った通り、
とても充実した展覧会だった。
出品はざっくりわけると
「障がいのある方の作品(いわゆるアウトサイダーアート)」
「アートの枠組みの外で作られたもの」
「DIY建築」
「プロの美術作家」
の4つに分類できると思う。
一番の驚きは梅佳代さん(おじいちゃんの写真)がこの展覧会にすごく上手くはまっていた、という事。
壁に直接ペイントしている展示が多かった中でも
特に梅佳代さんは効果的だったと思う。
高知の沢田マンションを初めて知ったけれど、とても住みたい。
帰りに相対性理論+渋谷慶一郎の『アワーミュージック』を購入。
曲はfor mariaそのまま、という印象。
100106
映画の「のだめカンタービレ」を見る。
実はとても楽しみにしていた。
http://www.nodame-movie.jp/index.html
描かれているのは千秋がマルレに就任~弾き振りのバッハのコンチェルトまで。
ものすごく気になるところで前半終了。
今回は千秋視点なところが多かったけれど、
後編はのだめの苦悩から、楽しみ。
意外に小学生くらいの子供もたくさん来ていた。
100104
セミトラ インスタレーション展@YCAM
http://www.semitraexhibition.com/
山陽自動車道の宮島SA(下り)、すごい景色いい。
しかし、まさかの一眼にバッテリー入れ忘れ...無念。
YCAM企画展のホワイエには
ディスプレイやターンテーブルなど数で押すパターンが多いと思う。
そしてそれが結構効果的だと思う。
展示はキャプションがLCDだったりと芸が細かい。
GRLのEvanが前からやっているプロジェクト『Graffiti Analysis』をかなりアップデートしている。
Graffiti Analysis (iPhone) - DustTag v1.0 from Evan Roth on Vimeo.
iPhoneのアプリケーションのリリース
GML(Graffiti Markup Language)というグラフィティの解析、ビジュアライズ用のマークアップ言語の公開、
それらを使って、グラフィティのデジタルアーカイブみたいなことをやろうとしている。
http://www.blog.ni9e.com/archives/2010/01/gml_week_graffi.html
http://www.blog.ni9e.com/archives/2010/01/graffiti_analys_12.html
http://000000book.com/
ここでもグラフィティに時間軸を加えて3D化するみたいなところがテーマの一つになっていて、
今、タイポグラフィは注目度高いんだろうと思う。
100102
おせち料理をたくさんいただき、
ささやかな初詣へ。
実家にMac mini導入計画中。
TVキャプチャでHDDレコーダー化できれば完璧なんだけれど
コンテンツ保護がかかっている関係で現在のところNGらしい。
あと自宅のMac pro、ちゃんと直す。
ファンが轟音を立ててOSが立ち上がらないので放置中だった。
ちょっと内容が古くなりつつあるけれど、
Perlを勉強しつつ、これを読む。
HACKSシリーズはPerlが多い。
ローカル局でずっとCMがかかっている
阿佐ヶ谷スパイダースの新作公演が見たい。
http://asagayaspiders.net/modules/tinyd0/index.php?id=5
091229
実家に帰省、wifiを導入してもらったので
居心地がとても良くなる。
実家に帰ったときくらいにしか運転しないので、
ペーパードライバー防止のためのドライブ。
飛行場の近くの公園へ。
飛行機マニアのおじさんが近くにいて管制塔とパイロット間の無線を聞いている。
091226
日記なのでなるべく詳しく記録を。
旅の記録、書籍編。
独特な修飾語が多くていちいち引っかかってしまう。
すごい、面白い。
解説が筒井康隆なのもまた。
ヒップホップ文学なるものがあるというのを
初めて耳にした。
今度これを読もう。
これはハイパーリアル小説だと思う、
作家は女性の方だし、リアリティーがあるようで全くない。
谷崎潤一郎はエッセイしか読んだことがなかった。
すごく流麗な日本語。
091225
東京都現代美術館へ。
なんだかいつもと来場者層が違う気がしたら、
Luxury展目当ての人が多かったよう。
レベッカ・ホルンは噂通りとても完成度が高い。
かといってメカニックな部分を全て隠しているわけでもなく、
造形的にとても計算されているように思った。
Luxuryはかなりの点数、
PS3を使ってディティールなどをディスプレイで鑑賞できるコンテンツを
SONYが提供していた、ものすごい高精細。
その後Gallery Teo、原美術館と回って、
予定していた全ての展示を見て無事小旅行終了。
091224
仙台から約2時間、感覚ミュージアムへ。
電車が一時間に一本しかない...
http://www.kankaku.org/
doubleNegatives Archtectureの作品や
Fuwa Picaなど結構有名なものも。
2000年に出来たようだけれど全て常設なのだろうか?
大量に引き出しがある部屋があって、
その中に一般公募の作品が展示してあり、これはすごく面白いと思った。